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2016-09-04帯留め入荷しました◆宮崎誠二◆
カツラやいちょうの木を用いて木地を成型し、文様を彫り、上から漆を塗って仕上げる工芸品、鎌倉彫。鎌倉彫りは鎌倉時代が起源と言われ、長い歴史を持っています。
そんな鎌倉彫りの作家さん、宮崎誠二さんの帯留め。
<帯留め 各11,880円(税込)>
しっかりした彫りと漆が醸し出す雰囲気は、色味が深まる秋冬にぴったり。
彫りのくぼみの色とのコントラストも、味のある着物姿に一役買ってくれます。
一点一点丁寧に彫り、漆を塗られているこちらの帯留め。
是非、秋深まるこれからの季節に。
•••••••••••••••••••••••••••••••••作家紹介••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••
宮崎誠二
1959年 相模原生まれ
手作りのものが好きで郷土の鎌倉彫りの坂本工房に18歳で弟子入り
2012年 独立/宮崎工房を設立
塗り加工を主に行う
2014年 優秀鎌倉彫り技能者認定
2016-09-03帯留め入荷しました◆安達寿英◆
モダンな色合わせがすごく素敵なガラス作品を制作されているガラス作家、安達寿英さんのガラスの帯留め。
<帯留め 各5,400円(税込)>
安達さんの帯留めは、まず色ガラスの表面の処理が面白いところ。
きらきら透明な部分だったり、わざとでこぼこを残している部分だったり。
表面を加工していたり、裏面を加工していたり。
三分紐の色が透けるところもポイントですので、紐の色でも遊んだら楽しいですね。
この加工とかわいらしい色合わせにより、
夏はもちろん、他の季節にも使える素敵な帯留めを使ったコーディネートをお楽しみ下さい。
2016-05-25竹のかんざし入荷しました◆堀田武司◆
夏に向けて、涼しげなかんざしが届きました。
<かんざし 各4,104円(税込)>
作家さんは、堀田武司さん。
戦時中は大阪にいらっしゃり、20歳の時に東京に出てこられ厳しい修行の後、独立して数十年間お寿司屋さんをされていらっしゃいました。
かんざしの素材は矢竹(やだけ)という竹を使っており、ひとつひとつ丁寧に削り、制作されています。矢竹は収穫した後3年寝かし、ようやく使える状態になります。この年月が、1本1本に刻み込まれ、人間の個性の様に竹の風貌も違ってくるのでしょうか。
さて、かんざしの先にご注目ください。
耳かきになっています。
何故、耳かき?
女性の髪型も複雑になり島田髷、勝山髷が流行した江戸中期頃からかんざしも沢山の種類が作られるようになりました。
耳かきとして実際に使用した他に、当時発令した贅沢禁止令のため、かんざしは贅沢品と考えられていたので、先端を耳かきにすることによって言い逃れていた、という説などがあります。
竹は着物の紋様としても、松、梅とともに冬の寒さに耐える歳寒三友の一つとして、中国で古くから愛され、日本にも伝わったとされています。
また、吉祥文の一つとして広く親しまれ、冬でも緑色を変えないことから不変•長寿の意味があります。
今は髪をまとめた後のおしゃれとしての用途で使われる方が多いですね。
自然が生み出す竹の涼しげで独特な節の雰囲気と、ガラス玉との組み合わせを是非お楽しみください。
これからの季節、夏の浴衣の時に、特におすすめです。
2016-05-08帯留め入荷しました◆牧野永美子◆
金属と木や他の素材を合わせて作品制作をしている彫刻家、牧野永美子さんから帯留めがとどきました。
木と真鍮のコンビネーションが特徴の帯留め。
木は4種の木材を使用しています。
ジリゴテ
パドック
シャムガキ
ウェンジュ
木の部分は着色はしておらず、木そのままの模様を活かしており、最後にオイル仕上げ。
赤いパドックは4面、トラ柄のような模様のウェンジュは3面にカットされています。
真鍮部分はロウ付けして組み立て。
この帯留めの場合は、銀ロウで溶着しています🔥🔥🔥
1点付け加えると、モダンな雰囲気の着姿になりますよ✨
ペンダントトップとしてもおすすめです。
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牧野永美子
人と動物の似ている部分に注目、融合させ、人間のような動物のような少し不思議な生き物たちを作っています。
略歴
1986年 東京都生まれ
2010年 多摩美術大学工芸学科 卒業