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帯留め入荷しました◆Pyro Graphics◆
Pyro Graphics(パイログラフィックス)さんは、ガラス、金属を主にして作品制作をされている作家さんです。
今回入荷したのはガラスの帯留め、お花のシリーズと、泡のシリーズ2種類です。
<帯留め お花 16,200円(税込)>
※3枚目、手前2点は完売。
<帯留め 泡 12,960円(税込)>
先日、実際に工房にお邪魔して、お花シリーズ制作の様子を拝見してきました!
これは、、本当はお客様にも実際に見て頂きたいくらい、すごかったです…!!
通常のガラス作品ではあまり使用しない、耐熱のホウケイ酸ガラスというものを使用し、バーナーで熱しながらの作業です。
ピンク色に見える花びらの部分は、実は気体状にした金(金属)なのです。その金をガラスに巻き付け、金を閉じ込める為に上から熱した透明ガラスを点状に置いていくことで最終的にピンク色に見えるようになります。
点を置く時は、より植物感を出すためにフィボナッチ数列を意識されているそう…。
つけたガラスの点々をバーナーで熱しながらならしていき金を閉じ込め、最初球体だったガラスを徐々に平にしていくと、
このように花びらがせりあがっているように見えるのです。
一方、泡の帯留めは、熱したガラスに剣山を使って気泡を入れ、また別のガラスで蓋をされています。
この技法はアメリカ発祥だそうですが、まだ35年程しか経っておらず、日本においては20年程の相当新しい技法とのこと。
Pyro Graphicsさんはこの技法を独学で習得して、制作されています。
歴史が新しい技法ということもあり、私にとっては未知の領域の技法でしたので非常に興味深く見学させて頂きました。
そして作品は本当に丁寧に作られています。
是非実際にお手に取って、紐に通して、その透明感と引き込まれる美しさ、そして品の良さをご覧頂きたいです。模様の隙間から見える紐や、帯によってかわる雰囲気もお楽しみ下さい。
•••••••••••••••••••••••••••••••••作家紹介•••••••••••••••••••••••••••••••••••••••
Pyro Graphics
古川 真児 Shinji Furukawa
1981年、静岡県生まれ。
多摩美術大学工芸学科卒業。工芸作家。
通常のガラスよりも丈夫な耐熱ガラスを用い、炎(pyro)を用いて、絵(graphic)を描く。その絵は小さなガラス玉の中に封入される。それらを用いた装飾品などを展開する。2011年、初の展示会となる、”Pyroclips”(@GLOSS青山店)を皮切りに、活動を開始する。
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