きものコラム, News
かさね母と娘の「きもの着回し術」1月
早くも1月が終盤に近づいておりますね!
今月の「母と娘のきもの着回し術」です。
こちらの投稿では、ずいぶん前に買ったけれど最近着ていなかったきものを母娘二通りの着方で復活させています。
今回のテーマは、「普段着で浅草をぶらぶら」。
気軽にカフェに行ったり、写真撮ったり、普段着のコーディネート案です。
◆1月の着回し着物◆
着用した着物:紅花染め紬
帯:ちりめん地に猫の染めの名古屋帯
◆母の着こなし◆
身長:157cm
年齢:50代
<使用した小物>
帯揚げ、帯締め(共に私物)、帯留め:<梅帯留め> 5,400円(税込)こちらで販売中
<着こなしのポイント>
今回は寒い日が続いているので、元気が出る様に全体的にビタミンカラーでまとめました。
紅花染めの着物は15年くらい前に誂えたもので、色々な糸が織り込まれています。
帯は緑色が業界で品薄になっていた時に見つけた、ピーコックに近い色味のものです。
帯周りは、猫と梅でほんの少しの甘さと軽やかを。帯揚げの色と三分紐の色を合わせて柔らかい雰囲気にしました。
◆娘の着こなし◆
身長:162cm
年齢:30代
母との身長差:5cm
<使用した小物>
帯揚げ(私物)、半衿(私物)、三分紐(私物)、帯留め:やきもの帯留め 5,400円(税込)<雪輪/南天>こちらで販売中
<着こなしのポイント>
今回はあたたかな雰囲気を出すために半衿も抹茶のような緑の刺繍のものにしました。帯揚げも半衿と似た色の源氏香の柄のものを。
三分紐はグレーのような緑にして帯留めの赤を目立たせました。
猫が帯留めの丸い形で遊んでいるような雰囲気です。
髪型は、街歩きということでゆるくひとつに三つ編みにしたあと、ピンで適当なところで左に寄せてとめています。
1月の着回しはこんなかんじ。
同じ着物でも、年代や小物使いで印象ががらりと変わります。
お着物を楽しんで頂くきっかけになれば幸いです。
また次回をお楽しみに。
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